「考える」とは
皆さんは「考える」ってどういうことだと思いますか?
なんでこんなお話かというと、心理学の講義で「考える」ということについて「考える」機会をいただいたのです。(なんか気持ち悪いですね…笑)
教授は「そこまで複雑なことをしているわけではないのではないか」というのです。ただの記憶の欠片の組み合わせをしているだけだと。
「ああ、確かに。そうだな」と思いました。なぜなら、まったく見たことないものや聞いたことがないものを人間が発想したり、考えたりすることはできないからです。
例えば、数学の問題を「考える」と言いますが、単に今までの解法を組み合わせているだけですよね。「ひらめき」や「発想」もありますが、
こういった類のものと「考える」との意味の違いは、
「記憶のネットワークの築きにくさ」や「必要な記憶の欠片の数」「自発的するものか否か」
の違いであると私は「考え」ます笑 「創造」や「想像」も同じようなものかと。
他に「考える」ものと言えば、解決策とか、何かを選択することとか、絵の構成とか。伝わりましたでしょうか?「考える」ことのへの解釈がすごく変わって面白いですよね。
これをもとに僕が何を言いたいのかというと、2つほどあり…
1つめ 「アイデアノート最高」
ぱっと浮かぶ「アイデア」も、ふと記憶同士がうまくつながった時に起こると思います。ただ、それをつなげるのが簡単だというつもりはなく…。偶発的につながったものであればあるほどすぐに忘れてしまうと思うのです。それをノートに記録・蓄積していくことで将来何らかの形で役に立つ可能性は十二分にありますよね。だからアイデアノートってめっちゃいいなあと。無数に存在する記憶のかけらが偶然組み合わさったその瞬間を記録できるのですから。
2つめ 「頭が良いって結局…」
記憶力だけなんじゃないかと。(別に僕の専門でもなんでもないのでこれ以上言うと怒られそうですが…笑)
そもそも記憶力ってなんなのかという問題もありますが、僕が考えるに
・記憶の整理のうまさ(覚える時、関連付けなど)
・引き出し方のうまさ(アウトプット)
これって結構あとからでも鍛えられそうじゃないでしょうか。
「考える」行為ひとつについても解釈一つ変わるだけで世界が違って見えて面白いですよね!!